共有デバイスライセンスパッケージを作成します。
- アドビアプリが既にインストールされているマシンにこのパッケージをデプロイする場合は、アプリは再度デプロイする必要はありません。つまり、パッケージを作成するときには、アプリを含める必要はありません。
- ただし、アドビアプリがインストールされていないマシンにパッケージをデプロイする場合は、パッケージを作成するときに、必要なアプリを含める必要があります。
共有デバイスライセンスパッケージを作成する方法を説明します。
コンピューター上の共有デバイスライセンスは、そのコンピューター上でユーザーが Creative Cloud にログインしていない状態が 30 日間連続すると、自動的に無効になります。
教育機関向けの ID タイプには Federated ID または Enterprise ID が推奨されます。詳しくは、Adobe がサポートする ID のタイプを参照してください。
はい。学生は、サポートされている ID タイプのいずれかを持つことができます。K-12 ユーザーは Enterprise ID または Federated ID でログインする必要があります。Adobe がサポートしている ID の種類については詳しくは、こちらのドキュメントを参照してください。
学生は実習室のコンピューターに無制限にログインおよびログアウトすることができます。共有デバイスライセンスコンピューターには、有効化の制限がありません。ただし、アカウントを使用して複数のコンピューターに同時にログインすると、セキュリティメカニズムが作動し、複数要素認証の設定が要求されます。したがって、すべてのユーザーが独自のアカウントを持ち、1 つのアカウントが複数のユーザーで共有されていないことが重要です。
共有デバイスライセンスが使用できるのは、実習室のコンピューターでのみです。したがって、教育機関の実習室以外で、共有デバイスライセンスを使用することはできません。ユーザーは、自宅のデバイスおよびラボのデバイスに Adobe ID または Federated ID を使用できます。
ユーザーが Creative Cloud のサービスにログインして使用するには、コンピューターがオンラインになっている必要があります。ユーザーはセッションごとに 1 回だけログインする必要があります。11 時間使用すると警告メッセージが表示されますが、オフライン状態をさらに 1 時間維持できます。つまり、ユーザーは 1 回のセッションで合計 12 時間オフライン状態を維持できます。
いいえ、それはできません。メールアドレスでコンピューターが起動することはありません。共有デバイスライセンスパッケージのインストール時にデバイスが登録され、アクティブ化されます。
同じアカウントを複数のデバイスで使用できます。ただし、アカウントを使用して複数のコンピューターに同時にログインすると、そのアカウントに対してセキュリティ警告メカニズムが作動し、複数要素認証の設定が要求されます。
サインインページから学生が個別に無料の Adobe ID を作成することもできます(K-12を除く)。または、学校が ID を作成した後に、その ID に無料の Spark 特典を割り当て、学生に初期パスワードの設定リンクを含んだ案内メールを自動的に送ることもできます。 学生がパスワードを設定した後、学生は Creative Cloud にログインできるようになります。(注: Federated ID の場合、学生による初期パスワード設定作業は不要です)
現在、アドビの SSO 設定はパススルー認証をサポートしていません。Federated ID を設定した場合でも、学生はコンピューターにログインした後、Creative Cloud にログインするときにも資格情報を再入力する必要があります。
はい。Federated ID ログインのみを許可するようにアクセスポリシーを設定できます。アクセスポリシーについて詳しくは、こちらを参照してください。
IT 部門は、適切なユーザーアクセスポリシーを設定することにより、ユーザーが実習室のコンピューターでこの操作が許可されているかどうかを決定します。
ユーザーアクセスポリシーが Open Access に設定されている場合、ユーザーは任意の Adobe ID を使用してログインできます。複数のアカウントがある場合、各アカウントのストレージ容量は一意です。
Creative Cloud に 1 回ログインするだけで、他のすべてのアプリケーションへのアクセスがロック解除されます。
ユーザーは、コンピューターをシャットダウンするか、コンピューターの OS からログアウトする必要があります。
Federated IDで共有デバイスライセンスを利用している場合、Admin Consoleからユーザーに「教育機関向け無料Adobe Spark(プレミアム機能つき)」を割当てれば、iOS上のアドビのアプリケーションのうち、Spark Post、Spark Video、Spark Page、Fresco(無料機能のみ)、Rush(無料機能のみ)、Photoshop Express(無料機能のみ)もログインして利用することができます。これ以外のアプリケーションを含むすべてのCreative Cloudモバイルアプリケーションをご利用になる場合は、小中高校向けユーザー指定ライセンスまたは高等教育機関向け学生ライセンスパックのご導入をお勧めします。
いいえ。ユーザーのホームデバイスでのアプリに対するアクセスは、ユーザーの使用権限によって異なります。例えば、ユーザーがアドビの無料の使用権限を保持する場合、ユーザーは体験版のアドビアプリケーションにのみアクセスできます。ユーザーが共有デバイスライセンスを使用してデバイスで同じアカウントを使用すると、すべてのアプリケーションにアクセスできます。共有デバイスライセンスでは、すべてのアプリケーションへのアクセスについてロックが解除されます。
共有デバイスライセンスは、複数のユーザーが使用するデバイスにのみインストールでき、単一ユーザーによるアクセスを意図するものではありません。
Shared Device Licensing v1.5 では、共有デバイスライセンスパッケージプロファイルの「関連するコンピューター」で、動的 IP のコンピューターを「LAN IP アドレス範囲別」または「インストール済みパッケージ別」に設定できます。詳しくは、権限の管理を参照してください。
共有デバイスライセンスは、単一の所有者/ユーザーデバイスでの使用を意図するものではありません。共有デバイスライセンスは、複数のユーザーがアクセスする教育機関所有の任意のコンピューターで使用できます。
ユーザーが Enterprise ID または Federated ID を使用している場合は、Creative Cloud 共有デバイスアクセスが使用されます。この場合、ユーザーには 2 GB のストレージが付与されます。
ユーザーに割り当てられた使用権限は、Creative Cloud アプリまたはサービスにアクセスするために任意のデバイスで使用できます。アプリとサービスへのアクセスは、使用権限によって異なります。例えば、アドビの無料 ID では、2 GB のストレージと自宅でのアプリの体験版へのアクセスのみが許可されています。Shared Device Licensing デバイスでは、ユーザーは 2 GB のストレージを保持しますが、そのデバイスにインストールされているすべてのアプリにアクセスできます。
はい。Creative Cloud 共有デバイスアクセスの使用権限を割り当てるには、Admin Console に学生を追加する必要があります。
共有デバイスライセンスは、無料の Adobe ID(学生が作成できます)または Federated ID(ディレクトリ自動化をサポートします)のいずれかと連携して動作します。Open Access ポリシーを適用している場合、無料の Adobe ID を保持する学生であれば誰でも共有デバイスライセンスコンピューターにアクセスできます。
Open Access ラボでは、基本的なラボでのアクセスのためにユーザーをコンソールに追加する必要はありません。Federated ID ユーザーは、共有デバイスライセンスマシンにアクセスする前に、Admin Console から少なくとも Creative Cloud 共有デバイスアクセスの使用権限を取得する必要があります。
共有デバイスはシリアル番号で現在有効になっています。残念なことに、これはつまり、学生が当社の最新の多くのアプリと、フォント、共同作業機能、モバイルアクセスのような Creative Cloud サービスにアクセスできないことを意味します。これらのライセンスを共有デバイスライセンスに移行して、その後新しい共有デバイスライセンスをこれらのデバイスにデプロイします。詳しくは、こちらのドキュメントを参照してください。
はい、共有デバイスライセンスパッケージは、教育機関内の特定の IP 範囲内でのみ動作します。こうしたパッケージは、自宅では利用できません。自宅では、学生と職員はユーザー指定ライセンスを使用する必要があります。
エグレス IP の表記は、単一の IP またはダッシュで区切られた IP の範囲のみをサポートします。CIDR 表記はX。
動的 IP アドレスを使用している場合は、権限の管理時に、「関連するコンピューター」で「インストール済みパッケージ別」を選択することで、LAN の IP 範囲に対応できます。
共有デバイスライセンスパッケージは、エンドユーザーによるアプリの更新を防ぐように設計されています。Admin Console でパッケージを作成するときに制御できます。管理者権限のないユーザーにアプリの更新とインストールを許可するためのオプションがあります。
フォントアクセスやアプリ内ライブラリなどのクラウドサービスはすべて無効です。ただし、ユーザーは assets.adobe.com などで web バージョンにアクセスし、クラウドファイルに手動でアクセスして、アップロードおよびダウンロードが可能です。
Active Directory の組織単位を製品プロファイルに関連付けるには、それがリーフディレクトリであることが必要です。つまり、他のディレクトリが下位にないディレクトリであることが必要です。
はい、Microsoft Active Directory の組織単位別の割り当てでは、AD 参加の MAC がサポートされます。
学生と教職員が共有デバイスライセンスを使用している場合、共有デバイスライセンスにはサービスが含まれておらず、デスクトップアプリのみが含まれているため、Firefly の機能にアクセスできません。Adobe Firefly 生成 AI 機能を学生と教職員に提供するには、ユーザー指定ライセンスを割り当てるか、Adobe Express ライセンスを割り当てる必要があります。
操作不能なマシンからライセンスを復元するには、その製品プロファイルのすべてのマシンで、ライセンスをリセットする必要があります。
ただし、アクセスできるマシンからライセンスを復元する場合は、そのマシン上でライセンスをディアクティベートすることができます。
教職員はユーザー指定ライセンスを使用できます。
いいえ、共有デバイスライセンスのデプロイメントは実習室のマシンのみで利用できます。他のすべての自宅および BYOD デバイスには、ユーザー指定の製品割り当てが必要です。アドビがサポートするライセンス方式については、こちらのドキュメントを参照してください。
共有デバイスライセンスでは、学生にライセンスを割り当てる必要はありません。共有デバイスライセンスパッケージをラボのコンピューターにインストールすると、自動的に登録およびアクティブ化されます。
学生が必要なのは Adobe ID のみで、共有デバイスライセンスの使用権限は必要ありません。Adobe ID の作成方法に関しては、こちらの記事を参照してください。
アドビとのライセンス契約の条件は変わりません。すべてのラボデバイスにライセンスが適用されている場合は、共有デバイスライセンスでもそのまま継承されます。
契約内のデバイスライセンスの数は、契約プロセス時に決定されます。それは所属機関とアドビとの契約によります。
ラボコンピューターにシリアライズされたデプロイメントを使用できている場合は、その同じラボコンピューターで共有デバイスライセンスを使用できます。
デプロイされると、共有デバイスライセンスはそのコンピューターに関連付けられます。コンピューターのイメージが再作成された場合、共有デバイスライセンスパッケージをそのコンピューターに再デプロイします。
いいえ、ライセンスツールキットを使用してライセンスを無効にした後、再度ライセンスできます。
デバイスライセンスから共有デバイスライセンスへの移行ワークフローを実行すると、すべてのデバイスライセンスが共有デバイスライセンスに移行されます。チームサブスクリプションでは、共有デバイスライセンスパッケージを作成して実習室のデバイスにデプロイすると、移行後 30 日以内に従来のデバイスライセンスが機能しなくなります。
いずれの方法も使用できます。クローンイメージから作業している場合は、ライセンスツールキットを使用してクローンを再登録します。
独立アクセスポリシーやパッケージの所属による関連付けなどの新しい機能を利用するには、Shared Device Licensing v1.0 を最新の環境(現在は Shared Device Licensing v1.5)に更新する必要があります。
最新の環境を再デプロイするには、共有デバイスライセンス専用パッケージを古い環境のコンピューターに適用します。アプリケーションを再インストールする必要はありません。
はい、アプリケーションの共有デバイスライセンスバージョンとユーザー指定ライセンスバージョンに違いはありません。そのため、共有デバイスライセンスパッケージをデプロイしてから、ユーザー指定ライセンスを使用してアプリケーションにインストールすることができます。共有デバイスライセンスパッケージでいくつかの CC 2019 アプリケーションをインストールし、ユーザー指定ライセンスを使用して他のアプリケーションをインストールすることもできます。
コンピューター上で OperatingConfigs フォルダーを探します。このフォルダーは、共有デバイスライセンスのインストールにのみ存在します。
Windows: C:¥ProgramData¥ Adobe¥OperatingConfigs
MacOS: /Library/Application Support/ Adobe/OperatingConfigs
Adobe License Decoder は、コンピューター上のすべての共有デバイスライセンスについて情報を提供するコマンドラインツールです。このツールは、コンピューター全体でインストールされたライセンスファイルを調査し、以下の情報を提供します。
ツールのダウンロードや詳細なドキュメントには、Github リポジトリーを使用します。
2023 年 9 月以降、Creative Cloud 共有デバイスアクセスの使用権利に高等教育機関向け Adobe Express へのアクセスが含まれなくなります。
Lightroom (CC) は、最初はデバイスパッケージに誤って含まれていましたが、お客様からの混乱した電話が増加したことにより、当社はこれが誤って含まれていることに気づきました。 Lightroom (CC) には SDL で利用できないクラウドサービスが必要であるため、ラボ環境ではサポートされていませんでした。
2022 年 12 月から、共有デバイスライセンス(SDL)からの Lightroom (CC) の削除を開始し、管理者はパッケージワークフローでこのエラーが修正されていることを確認することができます。ユーザーは Lightroom Classic をこれまでも、そして今後も引き続き使用できます。
いいえ、スタンドアロンの Creative Cloud Packager は共有デバイスライセンスパッケージに対しては機能しません。Admin Console に含まれる web ベースの Creative Cloud Packager を使用する必要があります。共有デバイスライセンスパッケージの作成方法について詳しくは、こちらのドキュメントを参照してください。
いいえ、共有デバイスライセンスは、デスクトップアプリケーションを起動する権限のみを付与します。ユーザーのアドビアカウントにクラウドベースのサービスのライセンスを提供することはありません。
一部のサービスは、Adobe ID アカウントで無料で利用できます。ただし、製品の購入が必要なサービスもあります。インストールした共有デバイスライセンスでは、ユーザーアカウントに既に使用権限が付与されているのと同じ Creative Cloud サービスを使用できます。
Enterprise ID および Federated ID の場合、Admin Console には、Adobe Express (高等教育機関向け)製品による無料のサービス使用権限に加えて、基本的なフォントおよび Creative Cloud サービスのアクセス権が付与されます。
Creative Cloud の無料メンバーシップで利用できる内容については、こちらのドキュメントを参照してください。
いいえ。仮想マシンには、共有デバイスライセンスパッケージはインストールできません。
共有デバイスライセンスには元々、Adobe Fonts へのアクセス権限は含まれておりません。
そこで、Adobe Fonts の情報等を保存するためのストレージサービスが含まれる製品・サービス(「Adobe Express 小中高校向け」「高等教育機関向け共有デバイスアクセス」など)を対象ユーザーIDに割り当てることで 無償利用可能な範囲で Adobe Fonts を使用することができるようになります。詳しくは、こちらをご参照ください
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