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パッケージ用のアドビテンプレート

Adobe テンプレートは、Admin Console の「パッケージ」タブからダウンロードできる作成済みのユーザー指定ライセンスパッケージです。これらは、Adobe によって作成された単体プランパッケージまたはコレクションパッケージです。これらのパッケージは、デフォルト設定に基づいて作成されています。利用可能な Adobe テンプレートに基づくパッケージをダウンロードすることができます。利用可能なテンプレートをボイラープレートとして使用して、パッケージを作成することもできます。

単体プランパッケージには、Creative Cloud デスクトップアプリケーションのみのパッケージも含まれます。このパッケージを使用して、Creative Cloud デスクトップアプリケーションをインストールできます。

Adobe テンプレートの表示

  1. Admin Console にログインし、パッケージAdobe テンプレートに移動します。

    利用可能なテンプレートのリストが表示されます。

    利用可能なアドビテンプレートのリスト

  2. パッケージ名によってテンプレートをフィルターするには、検索テキストボックスを使用します。

  3. デフォルトでは、パッケージのリストは、1 ページに 10 パッケージずつ表示されます。

    パッケージのリストの右下隅にあるドロップダウンリストから選択することで、ページに表示されるパッケージ数を変更することができます。

  4. パッケージの概要を表示するには、パッケージの名前の右にある をクリックします。

    パッケージの概要が詳細ドロワーに表示されます。

    Windows

    Windows パッケージの詳細は次のとおりです。

    • 含まれるアプリ
    • プラットフォーム
    • 言語
    • 設定オプション
    Adobe テンプレートの詳細

    macOS

    macOS パッケージの詳細は次のとおりです。

    • 含まれるアプリ
    • プラットフォーム
    • 言語
    • パッケージタイプ:macOS パッケージのパッケージタイプは常にフラットです。  これは、パッケージのコンテンツがダウンロードされたファイルから抽出できない可能性があることを示します。フラットパッケージは、パッケージのインストールに直接使用される単一のファイル(.pkg)です。このパッケージをアンインストールするには、Adobe uninstall ツールを使用します。
      これらのファイルは、
      署名済みおよび公証済みです。
      設定オプションは、フラットパッケージファイルでは使用できません。ただし、設定オプションを適用するには、設定のみのパッケージを作成し、これらのフラットパッケージに適用することができます。
    • サイズ
    • SHA256 チェックサム

    注意:

    パッケージの署名と公証には時間がかかるため、アドビテンプレート内のアドビアプリのバージョンは、パッケージのカスタマイズ時や新しいユーザー指定ライセンスパッケージの作成時に利用可能なアプリのバージョンほど最新ではない可能性があります。  

Adobe テンプレートに基づくパッケージのダウンロード

アドビテンプレートに基づいてパッケージをダウンロードするには、次の手順に従います。

  1. パッケージをダウンロードするには、パッケージのリストでパッケージの をクリックします。

  2. 詳細ドロワーで、「ダウンロード」をクリックします。

  3. コンピューター上の場所を選択し、パッケージをダウンロードします。

注意:

パッケージが Captivate、Framemaker、RoboHelp などの Creative Cloud 以外のアプリ用の Adobe テンプレートに基づいている場合、Creative Cloud デスクトップアプリケーションを含めないでください。

Adobe テンプレートに基づくパッケージのカスタマイズとダウンロード

Adobe テンプレートには、テンプレートとして定義されているボイラープレートのアプリケーションと設定が用意されています。パッケージは、一から作成することもできます。または、要件に最も近い Adobe テンプレートを見つけて、それを土台として使用することもできます。

注意:

テンプレートをカスタマイズするときには、Creative Cloud または Document Cloud に含まれる製品を追加できます。または、Adobe Technical Communications Suite(TCS)のどちらのクラウドにも属さない製品(Adobe Captivate、RoboHelp、FrameMaker、Presenter)を追加できます。

TCS 製品を使用してテンプレートをカスタマイズした場合、Creative Cloud アプリのテンプレートで利用できるカスタマイズオプションの一部が利用できなくなります。

  1. アドビテンプレートに基づくパッケージをカスタマイズするには、パッケージのリストでパッケージの をクリックします。

  2. 表示された詳細ドロワーで、「カスタマイズ」をクリックします。

  3. 設定画面で、必要なオプションを選択するか有効にします。

    • プラットフォーム (Windows のみ)サポートされているプロセッサーを選択します。
    注意:

    Windows 64-bit デバイスと Windows ARM デバイスのインストール用パッケージは、別々に作成する必要があります。1 つのアーキテクチャータイプ用に作成されたパッケージは、別のオペレーティングシステムにデプロイできません。

    • 言語:パッケージの作成に使用する言語を選択します。
    • OS ロケールを使用:クライアントコンピューターの OS 言語でデプロイされるパッケージを作成できます。この場合、OS 言語が、パッケージがデプロイされるデフォルトのフォールバック言語となります。

    終了したら「次へ」をクリックします。

  4. アプリを選択画面で、Adobe テンプレートに定義されたアプリケーションを追加または削除することができます。

    アプリを選択

    必要に応じて、選択元の使用可能なアプリケーションのリストを絞り込むことができます。

    最新バージョン:使用可能なすべてのアプリケーションの最新バージョンを表示します。

    長期サポートバージョン:アドビの長期サポートバージョンを表示します。Creative Cloud プランでサポートされているバージョンを確認するには、Creative Cloud サポートポリシーを参照してください。

    ベータ版アプリ:使用可能なベータ版アプリを表示します。詳細情報

    以前のバージョン以前のバージョンのアプリのリストを表示します。セキュリティアップデートまたは機能アップデートを受信しないバージョンが表示されます。

    使用可能なアプリケーションのフィルター

    アプリのアドオン : 特定のアドビアプリにはアドオンが付属しています。したがって、1 つ以上のアドオンを持つアプリを追加する場合、作成するパッケージにアドオンを含めることができます。デフォルトでは、アドオンはパッケージに含まれていません。

    アプリのアドオン

  5. 現在、Windows ARM または macOS(Apple Silicon)デバイスでは使用できませんプラグインを選択画面で、パッケージに含めるプラグインを検索して選択し、「次へ」をクリックします。

    互換性のあるプラグインのみを表示」チェックボックスをオンにすると、パッケージ内のアプリと互換性のあるプラグインを表示できます。このフィルターは、Creative Cloud デスクトップアプリがパッケージに含まれている場合にのみ表示されます。

    選択したプラグインのリストを表示するには、「選択されたプラグイン」をクリックします。

    注意:

    パッケージにプラグインを含めた場合、必ずしもそのプラグインをサポートするアプリケーションを同じパッケージに含める必要はありません。ユーザーのコンピューターに以前にインストールされたアプリのプラグインとエクステンションを含めることができます。また、プラグインの対象となるアプリケーションがコンピューターにない場合、そのプラグインはコンピューターにインストールされません。

    プラグインを選択

  6. オプション画面で、必要なオプションを選択するか有効にして「次へ」をクリックしてください。

    Creative Cloud デスクトップオプション:

    • セルフサービスでのインストールを有効にする:ユーザーが、Creative Cloud デスクトップアプリケーションのアプリケーションパネルからアプリケーションをインストールおよびアップデートできるように許可します。詳細情報
    • 管理者権限のないユーザーにアプリの更新とインストールを許可:管理者権限のないエンドユーザーが、セルフサービスでアプリケーションとアップデートをインストールして管理できるようにします。詳細情報
    • エンドユーザーの自動更新を無効にする:エンドユーザーが Creative Cloud デスクトップアプリケーションを介してアプリケーションを自動的に更新できないように制限します。 詳細情報
    • セルフサービスのプラグインインストールを有効化:エンドユーザーが Creative Cloud デスクトップアプリの「Marketplace」タブからプラグインをインストールおよび更新できるようにします。選択を解除した場合、ユーザーは Creative Cloud デスクトップアプリを使用してプラグインを参照またはインストールできません。 詳細情報
    • ファイルの同期を無効化:クライアントシステムへの自動的なファイルの同期を抑制します。ファイルの同期を抑制する必要があるテスト環境で、パッケージをインストールするときに便利です。詳しくは、ファイルの同期を無効にするを参照してください。このオプションは、企業向けおよび教育機関向けの Creative Cloud サブスクリプションでのみ使用できます。官公庁のお客様はご利用いただけません。
    • ブラウザーベースのログインを有効にする:デフォルトでは、ユーザーは Creative Cloud デスクトップアプリを使用してログインする必要があります。ユーザーがブラウザーを介してログインするためにリダイレクトするには、このオプションを選択します。 詳細情報
    • ベータ版アプリケーションのインストールを有効にする:エンドユーザーが Creative Cloud デスクトップアプリケーションからベータ版アプリケーションをインストールおよびアップデートできるようにします。これは、エンドユーザーが Creative Cloud デスクトップアプリケーションにアクセスして、これらのアプリをインストールまたは更新できることを意味します。 詳細情報

    Creative Cloud アプリとサービス | カスタマイズにあるその他のカスタマイズオプションについても参照してください。

    管理オプション:

    • Remote Update Manager を有効化:Remote Update Manager を使用できるようにします。Adobe Remote Update Manager を使用すると、管理者権限を利用して、アップデートをクライアント上でリモートによって実行できます。詳細情報
    • 内部アップデートサーバーにリダイレクト:このパッケージのすべてアップデートを内部アップデートサーバーにリダイレクトします。内部サーバーについて詳しくは、Admin Console のパッケージ/「環境設定」タブ内のオーバーライド XML で指定されます。環境設定を行う方法について説明します。
    • 現在、Windows ARM または Apple Silicon デバイスでは使用できませんエクステンション用のフォルダーの作成および UPIA コマンドラインツールの格納:このオプションは、パッケージにプラグインがある場合に有効になります。パッケージフォルダー内にサブフォルダーを作成し、パッケージと共にインストールするエクステンションを追加します。詳しくは、パッケージのエクステンションの管理を参照してください。
      • Adobe Asset Link を含める:(上記のオプションがオンになっている場合に利用可能)このエクステンションを使用すると、Adobe Experience Manager(AEM)Assets を Photoshop、Illustrator、InDesign などの Creative Cloud デスクトップアプリと連携して利用できるようになります。

    注意:AEM Assets が必要です。詳しくは、Adobe Asset Link を参照してください。この機能は、Creative Cloud エンタープライズ版でのみ利用できます。

    • カスタムインストールディレクトリにパッケージをインストール:このパッケージ内のアプリをカスタムインストールディレクトリにインストールできます。ディレクトリは、Admin Console のパッケージ/環境設定タブ内で定義されます。環境設定を行う方法について説明します。
  7. 確定画面で、パッケージの名前を入力し、パッケージの詳細、含まれるアプリケーション、プラグインを確認します。次に、「パッケージを作成」をクリックします。

    ビルドの処理が完了すると、メッセージが表示されます。パッケージが正常にビルドされた場合、パッケージが Admin Console でダウンロード可能となる期間が表示されます。

    パッケージが使用可能な残りの期間を詳細パネルで確認する場合は、そのパッケージの をクリックします。

    • 概要ドロワーにリストされている製品には、利用可能なバージョンよりも古いバージョンが含まれている場合がありますが、直接ダウンロード可能なテンプレートと同じテンプレートをカスタマイズすると、署名と公証に時間がかかります。
    •  
  8. 後でパッケージをダウンロードするには、パッケージのリストでパッケージの をクリックし、詳細ドロワーの「ダウンロード」をクリックします。

注意:
  • macOS パッケージを作成している場合、Adobe Package Downloader が、コンピューターにダウンロードされます。パッケージを開いて実行し、ダウンロードを完了します。
  • Captivate 2017 または Presenter(任意のバージョン)を含むパッケージを作成した場合、このパッケージをデプロイする前に、エンドユーザーのコンピューターでこれらの製品バージョンをアンインストールする必要があります。

次のステップ

パッケージのデプロイ

パッケージを作成した後、次のいずれかの方法で、パッケージをデプロイします。

アップデートのデプロイ方法について詳しくは、「Adobe のエンタープライズ版およびグループ版のお客様向けの変更管理」を参照してください。

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