スクラッチディスクの操作

最終更新日 : 2022年1月12日

スクラッチディスクについて

プロジェクトを編集すると、Adobe Premiere Elements では、プロジェクトのスクラッチファイルがディスクに保存されていきます。 スクラッチファイルには、キャプチャしたビデオおよびオーディオファイル、最適化したオーディオファイル、およびプレビューファイルが含まれます。 Adobe Premiere Elements では、最適化したオーディオファイルとプレビューファイルを使用してパフォーマンスを上げ、リアルタイム編集、高性能な処理、効率的な出力を実現しています。 スクラッチディスクのすべてのファイルは、作業セッションが終了しても保持されます。 最適化したオーディオファイルを削除した場合は、Adobe Premiere Elements によって自動的に作成し直されます。 プレビューファイルを削除した場合、このファイルは自動的には再作成されません。

初期設定では、スクラッチファイルはプロジェクトと同じ場所に保存されます。 スクラッチディスクに必要な容量は、ムービーが長くなったり、複雑になったりするほど大きくなります。 システムで複数のディスクが使用できる場合は、編集/環境設定/スクラッチディスク(Mac OS では Adobe Premiere Elements 13/環境設定/スクラッチディスク)を選択します。 スクラッチファイルを保存するために Premiere Elements で使用するディスクを指定します。 最適なパフォーマンスで作業を行うには、プロジェクトでキャプチャや編集などの作業を始める前にスクラッチディスクを適切に設定しておくことをお勧めします。

スクラッチディスクの種類

スクラッチディスクの種類ごとに別々のハードディスクを指定するとパフォーマンスを向上させることができますが、同じディスク上の個別のフォルダーを指定することもできます。 「編集」>「環境設定」>「スクラッチディスク」/「Adobe Premiere Elements 13」>「環境設定」>「スクラッチディスク」を選択して、以下のスクラッチディスクオプションを設定します。

キャプチャしたビデオ

キャプチャパネルを使ってキャプチャしたビデオファイル用のフォルダーまたはディスク。

キャプチャしたオーディオ

キャプチャパネルを使ってキャプチャしたオーディオファイル用のフォルダーまたはディスク。

ビデオプレビュー

ビデオプレビューファイルを保存するフォルダーまたはディスクを指定します。 これらのファイルは、タイムライン/作業エリアをレンダリングを選択するか、ムービーファイルに書き出すか、DVデバイスに書き出すときに作成されます。プレビューされるエリアに効果が含まれている場合、効果はプレビューファイルで最高品質でレンダリングされます。

オーディオプレビュー

オーディオプレビューファイルを保存するフォルダーまたはディスクを指定します。 これらのファイルは、タイムライン/作業エリアをレンダリングコマンドを選択したときに作成されます。これらのファイルは、クリップ/オーディオオプション/レンダリングして置換を選択するか、ムービーファイルやDVデバイスに書き出すときにも作成されます。プレビューされるエリアに効果が含まれている場合、効果はプレビューファイルで最高品質でレンダリングされます。

メディアキャッシュ

オーディオピークファイル、オーディオコンフォームファイル、ビデオインデックスファイル、およびPremiere Elementsがメディアファイルを読み取る際のパフォーマンスを向上させるために作成するその他のファイル用のフォルダーまたはディスク。

ディスクエンコード

DVDを作成するときに生成される、エンコードされたビデオファイルとオーディオファイル用のフォルダーまたはディスク。

メモ

Adobe Premiere Elements によって、プレビューファイル、エンコードファイル、メディアキャッシュなどが、それぞれの種類用に指定したフォルダーのサブフォルダーに保存されます。 各サブフォルダーには、保存されているスクラッチファイルの種類と同じ名前が付けられます。

スクラッチディスクの設定

スクラッチディスクは、環境設定ダイアログボックスのスクラッチディスクパネルで設定します。選択したボリュームの空きディスク容量を確認するには、パスの右側にあるボックスを参照してください。パスが長すぎて読めない場合は、ポインターをパスの上に置くと、ツールヒントに完全なパスが表示されます。

「編集」>「環境設定」>「スクラッチディスク」/ Adobe Premiere Elements 13 >「環境設定」>「スクラッチディスク」を選択します。

スクラッチディスクの種類ごとに、Premiere Elements で目的のスクラッチファイルを保存するハードディスク上の場所を指定します。 ポップアップメニューから次のいずれかのオプションを選択します。

マイドキュメント

マイドキュメントフォルダーにスクラッチファイルを保存します。

プロジェクトファイルと同じ

プロジェクトが保存されているフォルダーと同じフォルダーにスクラッチファイルを保存します。

カスタム

現在選択されているパスがポップアップメニューにないことを示します。 現在のパスは、[参照]をクリックして任意のディスクの場所を指定するまでは変更されません。

スクラッチディスクのパフォーマンスの最適化

  • 使用可能なハードディスクが 1 台しかない場合は、すべてのスクラッチディスクのオプションを初期設定のままにして使用することをお勧めします。

  • 複数台ある場合は、スクラッチディスクの設定先として、メインの読み込みドライブではなく、容量の大きいサブハードディスクを選択してください。 Premiere Elements では、各種のスクラッチファイルを専用のディスクに配置できます。 例えば、あるディスクにはビデオをコピーし、別のディスクにはオーディオをコピーできます。

  • コンピューターで利用可能なディスクデフラグツールを使用するか、サードパーティ製のユーティリティを使用して、定期的にスクラッチディスクをデフラグしてください。

  • メディアのキャプチャとスクラッチファイルの保存には、最も高速なハードディスクを指定します。 オーディオプレビューファイルとプロジェクトファイルには、速度の遅いハードディスクを指定してもかまいません。

  • コンピューターに接続されているハードディスクだけを指定します。 ネットワーク上のハードディスクは、スループットが非常に低いのでお勧めできません。 また、Adobe Premiere Elements はスクラッチディスクのファイルに常にアクセスする必要があるので、リムーバブルメディアもスクラッチディスクとして使用しないように注意してください。 スクラッチディスクのファイルはプロジェクトごとに保持され、プロジェクトを閉じても削除されません。 Adobe Premiere Elements では、プロジェクトを開くと、関連付けられている各スクラッチファイルを自動的に再利用しますが、 スクラッチディスクのファイルをリムーバブルメディアに保存した場合、そのリムーバブルメディアがドライブから取り出されると、スクラッチディスクを使用できなくなります。

  • 1 つのドライブを複数のパーティションに分割し、各パーティションを仮想スクラッチディスクとして設定できます。 ただし、単一のドライブという仕組みがボトルネックなので、パーティション分割を行ってもパフォーマンスは向上しません。 最適なパフォーマンスで作業を行うには、個別のドライブにスクラッチディスクのボリュームを設定します。