Box 文書ライブラリで、次のいずれかの操作を行います。
- PDF に変換する PDF 以外のファイルを右クリックし、統合/Adobe Acrobat で PDF を作成を選択します。
Adobe Acrobat for Box は、PDF 上のさまざまな操作の実行を可能にする PDF サービスの統合バンドルです。また、読み上げ、キーボードによるタブ移動、ハイコントラストのサポートなど、アクセシビリティ機能もサポートしています。この PDF 機能で、次のことが可能になります。
また、PDF 機能はダークモードをサポートし、ユーザーの視覚体験を向上させます。
Adobe Acrobat for Box は、Chrome、Firefox、Safari、Microsoft® Edge などのすべての最新のブラウザーでサポートされています。
2021 年 10 月 1 日以降、Acrobat ツールは Internet Explorer および Microsoft® Edge レガシー版ブラウザーをサポートしなくなります。
アドビの高品質な web ベースの PDF プレビューアを使用して、PDF をオンラインで開いて表示します。PDF を開くには、次のいずれかの操作を行います。
アクセスを許可する権限のダイアログが表示された場合は、「Box へのアクセスを許可」をクリックします。
PDF は、Adobe Acrobat のプレビューウィンドウに表示されます。トップメニューから、注釈の追加、単語の検索、PDF のダウンロード、PDF の印刷、PDF の編集とページの整理、ファイルの結合、PDF の他の形式への書き出し、署名用の文書の送信、PDF の変換などを行うことができます。
A. Acrobat ツール — 変換、編集、署名、その他 B. PDF に注釈を付けるためのクイックツール C. 文書名 D. PDF の検索、ダウンロード、印刷、読み上げ、環境設定、お問い合わせ、アカウント設定 E. ナビゲーションペインでは、コメント、ブックマーク、ページ、ページ番号、前または次のページ、時計回りに回転、全画面表示モード、ズームイン、またはズームアウトの各オプションを表示
フォント、書式設定およびレイアウトを維持したままで、Microsoft® Office 文書とその他のサポートされているファイル形式を高品質の Adobe PDF に変換できます。
ファイルを PDF に変換する手順
Box 文書ライブラリで、次のいずれかの操作を行います。
A. 推奨されているアプリケーションのリスト B. Adobe Acrobat で PDF を作成
Adobe Acrobat へのログインを求められることがあります。Adobe ID とパスワードを使用してログインします。
Adobe Acrobat のプレビューウィンドウで PDF ファイルを開いている場合は、編集/PDF に変換を選択すると、Box ファイルエクスプローラーが表示されます。PDF に変換するファイルを選択して、チェックマークアイコンを選択します。
ファイルが PDF に変換され、Box ライブラリに保存し直されます。また、ファイルのプレビューが表示されます。
Box 文書ライブラリの共有フォルダーから変換するファイルを選択した場合、変換された PDF ファイルのコピーは Box 文書ライブラリの同じ共有フォルダーに保存されます。共有フォルダーに対する必要な権限がない場合、変換された PDF ファイルは、Box 文書ライブラリのホームフォルダーに保存されます。
PDF ファイルを各種の文書形式に変換することができます。
Adobe Acrobat では、画像、ベクトルアート、非表示テキストまたはこれらの要素の組み合わせが含まれる PDF ファイルに対して OCR が実行されます例えば、スキャンされた文書から作成された PDF ファイルに対して OCR が実行されます。また、Adobe Acrobat は、ソースアプリケーションで不正確にエンコードされた解釈不可能なテキストに対しても OCR を実行します。
OCR は、テキスト(スキャンされたテキスト)の画像を編集可能な文字に変換して、テキストを検索、修正およびコピーできるようにする機能です。
PDF を書き出す手順
Box 文書ライブラリから、書き出す PDF ファイルを選択し、右クリックして、次のいずれかの操作を行います。
Adobe Acrobat のプレビューウィンドウで、ツール/変換を選択し、PDF ファイルを書き出す形式を選択します。
プロンプトが表示されたら、Adobe ID とパスワードを使用して Adobe Acrobat にログインします。
表示されたダイアログボックスで、次の操作を行います。
「[選択した形式] に変換」ボタンを選択します。
選択した PDF ファイルは、同じ名前を使用して目的の形式に変換されます。変換された文書は、同じフォルダーの Box 文書ライブラリに自動的に保存されます。
共有フォルダーから書き出す PDF ファイルを選択した場合、書き出された PDF ファイルは、Box 文書ライブラリの同じ共有フォルダーに保存されます。共有フォルダーに対する必要な権限がない場合、書き出された PDF ファイルは、Box 文書ライブラリのホームフォルダーに保存されます。
Adobe Acrobat アプリを使用して、テキストを編集したり、PDF ファイルに画像を追加したりできます。
PDF のテキストおよび画像を編集する手順:
Box 文書ライブラリから、編集する PDF ファイルを選択し、右クリックして、次のいずれかの操作を行います。
ツール/テキストと画像を編集を Adobe Acrobat のプレビューウィンドウから選択します。PDF が編集可能になり、左側に編集パネルが開きます。スキャンした文書から PDF を生成する場合、Acrobat アプリによって自動的に OCR が実行され、テキストや画像が編集可能になります。
編集モードでは、次の操作を実行できます。
PDF のページを削除、並べ替えまたは回転して、既存の PDF 文書を整理できます。
PDF のページを整理する手順
Box 文書ライブラリから、整理する PDF ファイルを選択し、右クリックして、次のいずれかの操作を行います。
Adobe Acrobat のプレビューウィンドウで、ツール/編集を選択し、ページを並べ替え、ページを回転、ページを削除、PDF を分割などの、ページを整理ツールを選択します。
プロンプトが表示されたら、Adobe ID とパスワードを使用して Adobe Acrobat にログインします。
左側に「ページを整理」ツールセットが表示されます。ウィンドウの右下隅にある「+」または「-」ボタンを使用して、ページサムネールプレビューをズームインまたはズームアウトします。次のいずれかの操作を行い、変更を保存を選択します。
既存のファイルに変更を保存するには、変更を保存を選択するか、コピーを保存を選択します。 ファイル名を入力し、「保存」をクリックします。ファイルが Box 文書ライブラリに保存し直されます。
Box 文書ライブラリの共有フォルダーから整理するファイルを選択した場合、整理された PDF ファイルは Box 文書ライブラリの同じ共有フォルダーに保存されます。共有フォルダーに対する必要な権限がない場合、整理された PDF ファイルは、Box 文書ライブラリのホームフォルダーに保存されます。
ファイルを結合して PDF にする手順
Box 文書ライブラリから、結合するファイルを選択し、右クリックして、次のいずれかの操作を行います。
プロンプトが表示されたら、Adobe ID とパスワードを入力してログインします。
左側ペインで、ツール/その他/ファイルを結合を選択します。
ファイルのプレビューが表示されます。左側の結合ツールペインでは、次の操作を実行できます。
ツールペインで、「結合」を選択します。ファイルが PDF に結合され、Box 文書ライブラリに保存されます。また、ファイルのプレビューが表示されます。
Box 文書ライブラリの共有フォルダーから結合するファイルを選択した場合、結合されたファイルは Box 文書ライブラリの同じ共有フォルダーに保存されます。共有フォルダーに対する必要な権限がない場合、結合されたファイルは、Box 文書ライブラリのホームフォルダーに保存されます。
PDF に入力して署名するには、ツール/入力と署名に移動します。入力と署名ツールが左側に表示され、次のセクションで説明するようにフォームのフィールドに入力して署名できるようになります。
Adobe Acrobat Sign が提供するクラウドサービスを利用する、Box 内の Adobe Acrobat 統合を使用して、他のユーザーに契約書への署名を依頼することができます。署名者は、web ブラウザーやモバイルデバイスを使用して、どこにいてもすばやく契約書に署名することができます。署名者は、アドビ製品にログインまたはアドビ製品を購入しなくても、契約書に署名できます。
署名の前に、編集を完了します。署名した契約書が Acrobat Sign によって認証されます。署名した契約書を編集すると、証明書が失われます。
PDF 以外にも、Microsoft® Office ファイル、様々な画像ファイル、およびテキストファイルを署名用に送信できます。
他のユーザーに契約書への署名を依頼する手順:
電子署名用に Box 文書トライブラリから送信するファイルを開きます。
ファイルを選択し、次のいずれかの操作を行います。
A. 推奨されているアプリケーションのリスト B. Acrobat Sign で送信
プロンプトが表示されたら、Adobe ID とパスワードを使用して Adobe Acrobat にログインします。
「署名用に送信」のランディングページで、次の操作を実行し、「次へ」を選択します。
契約のプレビューが開きます。フォームフィールドは PDF で自動検出されます。検出されたフォームフィールドを PDF 文書に配置するには、アイコン を選択します。または、右側ペインにあるタブからフィールドをドラッグし、文書内の目的の場所にドロップします。
複数の文書を追加した場合、文書は PDF に変換され、1 つのファイルへと結合されます。結合されたファイルが開き、適切なフィールドを追加できます。
「送信」を選択します。送信された契約書のコピーは Box 文書ライブラリに保存され、確認ダイアログボックスが表示されます。確認ダイアログボックスでは、次のタスクを実行できます。
役割が、共有ドライブへの投稿者である場合、「出力先フォルダーを変更」オプションは表示されません。
Box のアクティビティストリームに契約書の現在のステータスが表示されます。署名用に送信された PDF 文書を開くと、右側のパネルの「アクティビティ」に、署名用に送信済み、送信者による文書の完了など、契約書のステータスが表示されます。
A. 署名用に送信された契約書 B. 契約書の完了を示すステータス
署名者は、契約書に署名するためのリンクが記載された電子メールを受信します。署名者は、アドビ製品にログインまたはアドビ製品を購入しなくても、契約書に署名できます。署名者は、web ブラウザー、モバイルデバイス、または Acrobat/Acrobat Reader デスクトップアプリケーションを使用して契約書に署名できます。契約書に署名するには、「確認して署名」をクリックします。
契約書を署名用に送信すると、契約書のコピーと監査履歴が Box 文書ライブラリに一緒に保存されます。契約書のステータスに応じて、サフィックス(処理中の Acrobat Sign)、(完了の Acrobat Sign)、(失敗の Acrobat Sign)、または(期限切れの Acrobat Sign)が契約書の名前に追加されます。
署名用に送信されたすべての契約書をトラックするには、次の手順を実行します。
送信済み契約書の確認ダイアログボックスで、「契約書をトラック」をクリックします。契約書ページが新しいブラウザータブに表示されます。
既に確立済みの Acrobat Sign ID を持っている場合は、同じ電子メールアドレスを使用して、新しい Adobe ID に登録する必要があります。
登録後、Adobe データベースによって、Adobe ID は Acrobat Sign ID に正しくリンクされ、既存のユーザーアカウントで認証できるようになります。既に確立済みの Acrobat Sign ID を使用して新しい Adobe ID に登録するには、次の手順を実行します。
既に確立済みの Acrobat Sign ID を使用して新しい Adobe ID に登録する際に、データが失われることはありません。
Adobe Acrobat のログインページで、「アカウントを作成」をクリックします。
既存の Acrobat Sign ID を使用し、必要な詳細を入力し、「アカウントを作成」をクリックします。
送信された 6 桁のコードを入力して、電子メールアドレスを確認します。
Adobe ID が確認されると、署名用に送信ページが表示されます。
「PDF を圧縮」ツールを使用して PDF のファイルサイズを小さくできます。埋め込みフォントの削除、画像の圧縮、不要になった項目の削除を行うことで、PDF ファイルのサイズが最適化されます。
Box 文書ライブラリから、圧縮する PDF ファイルを選択し、右クリックして、次のいずれかの操作を行います。
Adobe Acrobat のプレビューウィンドウで、ツール/その他/PDF を圧縮を選択します。
「PDF を圧縮」ダイアログボックスで、希望のサイズと品質の圧縮レベルを選択し、「圧縮」を選択します。
PDF ファイルが圧縮され、Box 文書ライブラリに保存されます。
Box 文書ライブラリの共有フォルダーから圧縮するファイルを選択した場合、圧縮されたファイルは Box 文書ライブラリの同じ共有フォルダーに保存されます。共有フォルダーに対する必要な権限がない場合、圧縮されたファイルは、Box 文書ライブラリのホームフォルダーに保存されます。
「PDF を保護」ツールを使用して、PDF にパスワードセキュリティを追加します。パスワードが設定されたら、ユーザーは PDF を表示するためにパスワードを入力する必要があります。
Box 文書ライブラリから、保護する PDF ファイルを選択し、右クリックして、次のいずれかの操作を行います。
Adobe Acrobat のプレビューウィンドウで、ツール/その他/PDF を保護を選択します。
「PDF を保護」ダイアログボックスで、「パスワードを設定」フィールドにパスワードを入力し、確認のフィールドに同じパスワードを入力します。キーを押すごとにパスワード強度メーターがパスワードを評価し、パスワードの強さを示します。パスワードを設定を選択します。
PDF はパスワードで保護され、Box 文書ライブラリに保存されます。プレビューウィンドウで、PDF を表示するためのパスワードを入力します。
Box 文書ライブラリの共有フォルダーから保護するファイルを選択した場合、保護されたファイルは Box 文書ライブラリの同じ共有フォルダーに保存されます。共有フォルダーに対する必要な権限がない場合、保護されたファイルは、Box 文書ライブラリのホームフォルダーに保存されます。
Adobe Acrobat のコメント機能を使用すると、文書を表示したり読んだりしながら、自分用のメモを作成できます。テキスト注釈、ノート注釈、ハイライト、または描画ツールを使用して、PDF ファイルに注釈を追加できます。コメントを追加するには、以下の手順に従います。
Box 文書ライブラリから注釈を付ける PDF ファイルを選択して右クリックし、プログラムから開く/Adobe Acrobat(Web)を選択します。
クイックツールバーで、目的の注釈ツールを選択し、注釈を配置したい場所を選択します。次のコメントタイプを使用できます。
「テキストを追加」注釈を使用すると、同じテキストがコメントとして投稿され、コメントパネルに表示されます。
PDF 内のテキストを選択すると、次のコメントツールをさらに使用できます:コメントを追加、選択したテキストをハイライト表示、選択したテキストに取り消し線を引く、選択したテキストに下線を引く、テキストをコピーなど。
ログイン済みで、サブスクリプションに「編集」ツールへのアクセス権が含まれている場合は、「テキストを編集」オプションも表示されます。
A. コメントを追加 B. テキストをハイライト表示 C. テキストに下線を引く D. テキストに取り消し線を引く E. テキストをコピー
Adobe Acrobat は、PDF を自動的に保存します。
コメントのカラーを変更するには、次の手順を行います。
コメントを選択します。ポップアップウィンドウが表示されます。
同様に、描画ツールの線の太さを選択して変更したり、テキストを追加のフォントサイズを調整したりできます。
カラーを選択してカラーパネルを開き、目的のカラーを選択します。
コメントを編集するには、次の手順を実行します。
コメントを削除するには、コメントを選択して、次のいずれかの操作を行います。
描画コメントを消去するには、次の手順を実行します。